和歌山県新宮市【井上はんや】様

撮影で県内のあちこちを回っていますと、思いがけない出逢いがあるものです。

今回ご紹介するのは「紀南ツアーデザインセンター」さんで作品の展示をされていた
【井上はんや】様です。

撮影前に同施設を訪れた際「こんにちは」に最初に反応して頂いた方で
てっきり施設の方かと思い、思わず名刺を出して挨拶をしてしまいました(笑)

印鑑や組子細工の展示・販売を行っている最中で
先日掲載したストリートビューでもお分かり頂けるかと思います。


井上はんや 四代目 井上択実さん

私自身、こういった伝統工芸には知識もなく「組子細工」と聞いてもピンとこない、作品を見ても名前が出てこない
目にして耳にして初めて「あー、これが」となる程度です。

現代では工芸品も機械で量産することも多いのだと聞きましたが、やはり職人さんが手作業で仕上げたモノを見ると
これはどうなってるのか、どういう工程なのか、色々と興味も出てきます。

当協会も「国際交流」を名乗っているからには、日本の素晴らしい伝統工芸を世界に知って頂きたい、また出来る範囲ではありますが何かお手伝いできればと考えてます。
もちろん逆もまた然りで、世界のことを日本で知って貰う事も大切ですね。

私が気になったのは実は印鑑で
30代になってから、小物などは「いいモノ」を持ちたいと考えるようになりまして、
いいモノ=高価なモノではなくですね、印鑑にしても今はインターネットで注文して機械でポン、はい完成!というのも多いですよね。
それはそれでニーズに合わせて必要なことでもありますが…
仮に職人さんが手彫りで作ってますと言われても、それが想像できない。

今回、実際に掘る作業を少し見せて頂いて、道具の説明もして頂きました。
そういうのを見て聞いて、実際に作業を見ると、値段云々よりも「欲しい」と思います。


展示されている印鑑

実は何か購入しようか考えてたんですが、サイフに小銭しかなくて買えなかったのはナイショです(笑)

展示販売は11月12日までです☆